浮き輪とワンコの暑中お見舞いイラスト

本来ならですよ？
イラストレーターたるもの暑中見舞いや年賀状はちゃんと出すものですよ！
俺もちゃんと出す気はあるんですよ？ただ、気がついたら間に合ってないよね。
・・・ごめんなさい。
もう少し真面目な大人になりたいです・・・と言う訳で、浮き輪とワンコの暑中お見舞いイラストです。
あ、仕事は締切り厳守です。この辺だけは真面目です。

夏休みになると小学生等は暇なのだろう。
何故かウチにわんさか押し寄せてくる。
何故そんな事態になったのかと言うと、犬の散歩中顔見知りの小学生に、後をつけられ、アジトがバレるという失態があったのだ。
犬を抱かせてぇ！アイス食べてイイ？お菓子無いの？等、うるさい事この上なし！ 夜型生活の俺が寝ている昼間に来るのもイイ迷惑だ。
どうせ家に入るなり犬を少し撫でたら後は騒ぎまくるだけなのだし・・・と思って
居留守を使っても10分チャイムを鳴らし続け、玄関先で「金吾ー！きんごぉぉぉ！」とわめくので近所の目もありドアを開けざるを得ない。
あんまりにも眠かったので、玄関を開けて「静かにしろよ」と言ってベッドに戻り、惰眠を貪っている時のことだった。
いつもだったらそんな約束など「へ」とも思っていない彼奴らが今日は違った。音一つたてないのだ。 珍しいこともあるものだ・・・等と思いつつ有り難く眠りに落ちた。
暫く寝て目が覚めても物音一つしないので、帰ったのかと思って起きあがると急にバタバタと慌ただしく何かを隠した。
何か悪戯してたな・・・と思ったけどその場はすぐにいつものように騒がしくなり誤魔化されてしまった。
彼奴らが帰って散らかった部屋を片づけていると仕事で使ったプリントの下に本棚にあったはずのエロ〜いコミックが数冊置いてあった。 これで静かだったんだ・・・・。
そのままにしておこうと思った。俺の安眠のために！