うさぎの王様ゼロとメイドのあけみちゃん

うさぎの王様ゼロとメイドのあけみちゃんは、当初サイトのメインキャラクターとして描かれたイラストでした。
ところが！メイドをメインで使用するとそっち方面の仕事がポロポロ入りだしました。
萌え〜なキャラクターデザインしてください！萌え〜なイラスト制作依頼です！って。
いや、嬉しいんですが萌えは苦手なんです。苦ーい経験がありまして・・・。
その話はまた別の機会に。他のイラストのコメントで・・・。
いや、今も萌えイラスト請けるんですけどね。

ある所にとても小さな王国がありました。
この王国には、チンチクリンでヘンチクリンなZeroといううさぎの王様と、更にチンチクリンな将軍、ずんぐりむっくりな大臣、そして平民なのにやたら態度が大きくワガママなセクシーメイドのあけみちゃんが住んでいました。
もちろん一番偉いのはうさぎの王様ゼロですが、王様も将軍も大臣もその他大勢の国民の皆さんも、あけみちゃんのワガママに振り回されてばかりです。

さて、今日はどんなワガママが飛び出てくるのでしょうか・・・
国民の心配をよそにあけみちゃんのワガママが炸裂します。
しかし王様も大臣も将軍もアケミちゃんには口出し出来ません・・・・。

ある晴れた日の事です。
お城の掃除をしていたメイドのあけみちゃんが「天気がイイからピクニックに行きたい」と言い出しました。
王様うさぎのZeroは「ええ〜！ボク午後にお茶会があるんだけど〜」と言おうとしましたが途中から言葉になりませんでした。
あけみちゃんの目が怖かったからです。
あけみちゃんのいう事は王様でも断れません。
コックのターシャはその話を聞いて大慌てです。
お弁当の用意をしなければならないからです。
ターシャは大急ぎでお弁当を用意して、従者に持たせました。
従者がお弁当を抱えて、王様うさぎのZeroの前に差し出すとそれを見ていたメイドのあけみちゃんが言いました。
「外に出たら風が少しあるから、ピクニックはいかないわ」
「ええ〜！午後のお茶会断ったのに〜」
王様はあけみちゃんに睨まれる覚悟の上で不平を言おうとしましたが、言葉をしゃべる前にあけみちゃんの視線に気付き、結局不平を言えませんでした。
・・・的な4コマを描こうと思ったり思わなかったり。